注文住宅をお考えの方にとって、シロアリの被害は悩みの1つだと思われます。
シロアリの被害を最小限に抑えるためには、どのような木材を選ぶべきか、その特徴や選び方についての知識が必要です。
今回は、シロアリに強い木材の特徴やその選び方、さらにはシロアリ対策の重要性について解説します。
□シロアリに強い木材の特徴
シロアリは特定の木を好む傾向がありますが、それと同時に嫌う木も存在します。
シロアリが避ける木の主な特徴としては、木の中心部が硬く、強度が高いこと、そしてシロアリにとって嫌な成分が含まれていることが挙げられます。
シロアリが嫌う木の1つ目は、ヒノキです。
ヒノキは日本の伝統的な木材として知られ、その硬さや頑丈さから高級なイメージがありますよね。
国産のヒノキには、ヒノキ特有の香りの源となる「アルファカジノール」が多く含まれています。
この成分には強い抗菌作用があるため、ヒノキはシロアリが好まない木の1つです。
ヒノキよりもシロアリ被害を受けにくいとされる木材がヒバです。
ヒバには、強い殺菌・防虫効果を持つ「ヒノキチオール」が多く含まれています。
このヒノキチオールは、自然の防腐・殺虫剤と言われているほど高い効能を持っているため、シロアリ対策としても効果的ですよ。
□シロアリ対策の重要性とその方法
シロアリは日本の多くの地域に生息しており、シロアリに強い木材を使用しても、定期的な点検や予防が必要です。
新築の家でも、シロアリの被害は発生してしまうため、以下で紹介するシロアリ対策をおすすめします。
*床下への点検口の設置
シロアリの点検や予防は、床下で行われるため、点検口の設置が重要です。
点検口がない場合、家を傷つけることなく調査する方法もありますが、床下に潜る方が確実です。
国土交通省が定める長期優良住宅の認定基準でも、点検口の設置が推奨されています。
*5年に1度のシロアリ予防
シロアリ予防は5年に1度行うことが推奨されています。
新築時のシロアリ予防は、シロアリ駆除の専門会社や、家を建てた工務店が担当します。
家を建てる際の相談時に、シロアリ予防の費用や保証内容について確認しておきましょう。
□まとめ
シロアリに強い木材を選ぶことは、被害のリスクを減少させるために効果的ですが、それだけでは十分ではありません。
定期的な点検や予防を行い、シロアリの被害を最小限に抑えましょう。
また、これから八街市周辺で注文住宅の建設をお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。