子育ての真っ只中、家の広さや間取りはどれくらいが理想的なのでしょうか。
広すぎても狭すぎても不便なため、間取りを決めるのは大変ですよね。
今回は、国が示す基準や一般的な家の広さ、そして子育てしやすい間取りのポイントについて、解説します。
お子さんと暮らせる家づくりを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
□子育てに必要な家の広さは?
子育てに必要な家の広さは、ご家庭によってそれぞれです。
まずは、国が定めている間取りの広さや一般的な基準を参考にするのがおすすめです。
*国の基準
国土交通省が示す、健康で文化的な住生活の基礎としての「最低居住面積水準」によれば、子どもが小さいうちの必要最低限の広さは35〜40平方メートルです。
しかし、お子さん用の個室を用意する場合やご家族の人数によってはさらに広さが必要です。
*一般的な家の広さ
国が定める「最低居住面積水準」とは別の指標として、「豊かな住生活の実現を前提とした場合に必要と考える住宅の面積水準」があります。
この基準によると、郊外の戸建て住宅でゆとりのある生活をするためには、3人家族の場合、87.5〜100平方メートルが理想です。
必要最低限の部屋に加え、収納スペースや子ども部屋を設置するのにも十分な広さです。
*家族が4人以上の場合
家族4人以上での生活を考える場合、最低基準面積は45〜50平方メートル。
ゆとりを持たせるのであれば、112.5〜125平方メートル確保するのがおすすめです。
また、十分に広さを確保できなくても住宅に高さや開放感を出すことで、生活しやすい環境を整えられますよ。
□子育てしやすい間取りにするポイント
子育てのしやすい間取りにするには、家事動線の確保が大切です。
家事動線とは、家事をする際の人の動きのこと。
効率的な動きができる間取りにすることで、家事の負担が減り、子育てにも時間を割けます。
特に、ランドリールームの配置やキッチンの位置を工夫するのがおすすめです。
一方、回遊性の高い家事動線で、お子さんがぐるぐると走り回ってしまうことも。
家事をしている際にお子さんとぶつかってしまうと危険ですよね。
また、回遊性を高めすぎると収納効率が悪くなってしまうこともあります。
家事のしやすさとライフスタイルのバランスを考慮した間取り設計が大切です。
最後に、バリアフリーを考慮することも大切です。
バリアフリーは、高齢者だけでなく、乳幼児にもやさしいため、お子さんの安全対策にもつながりますよ。
手すりの設置や階段の段数の工夫がおすすめです。
□まとめ
今回は、子育てに適した家の広さや間取りのポイントを解説しました。
家づくりを考える際は、暮らしやすさと安全性を重視して、家族全員が快適に過ごせる家を建てられると素敵ですよね。
また、八街市周辺で注文住宅の建設をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。