新しく建てた家の日当たりが悪くて後悔。
日当たりの悩みは、時に発生してしまうものです。
しかし、日当たりが悪いと住み心地だけでなく、健康にも影響します。
今回は、日当たりの悪い家で生じる問題と、改善策を解説します。
◻︎日当たりの悪い家で後悔する理由
日当たりの悪い家で後悔が多いのは、健康被害を及ぼすことに加え、日常生活が不便になってしまうからです。
＊健康への影響
日当たりが悪い家に住むと、体内時計が狂いやすく、質の良い睡眠が得られなくなる可能性が高まります。
日光は体内でビタミンDを生成する役割も果たすため、不足してしまうと骨粗しょう症や免疫力の低下につながりかねません。
健康を維持するためには、日当たりの良い設計にして、日光を取り入れられるようにしましょう。
＊洗濯物の乾燥問題
日当たりが悪い家では、洗濯物が乾きにくく、その結果、室内で湿気がこもりやすくなります。
湿気がこもると、カビやダニが発生しやすくなるだけでなく、室内での乾燥臭も発生しやすいです。
乾燥機を使用することで一時的に解決できますが、その分電気代がかさみますよね。
乾燥機を日常的に使用すると、環境にも優しくありません。
＊カビや虫の発生
日当たりが悪いと、湿度が高くなりやすく、その結果、カビやコケが発生してしまいます。
特に日本の多湿な気候では、カビやコケは一度発生するとなかなか取り除くことが難しく、健康にも悪影響を及ぼします。
また、湿気を好む虫も発生しやすく、その対策にも手間とコストがかかるため注意しましょう。
◻︎日当たりの悪い家を改善する方法
日当たりの悪い家を改善するためには、今の住まいを少しリフォームするのがおすすめです。
吹き抜けや庭を設置したり、3階建てにしてみたりすると改善されます。
1.吹き抜けの設置
吹き抜けを設置することで、2階からも自然光を取り込めます。
ただし、吹き抜けには冷暖房の効率が下がるというデメリットもありますので、その点を考慮する必要があります。
2.庭の活用
庭を作ることで、家と隣接する建物との距離が広がり、自然光が入りやすくなります。
しかし、庭造りには手間とコストがかかる上、庭自体が湿気を帯びやすい場所であるため、排水設備などの対策が必要です。
3.3階建てを検討
3階建ての家を建てることで、他の建物よりも高くなり、自然光を多く取り込むことができます。
一方、庭の設置と同様、3階建ての建設もコストがかかります。
また階段の上り下りが多くなるため、高齢者にはおすすめできません。
◻︎まとめ
日当たりの悪い家には多くのデメリットがありますが、改善する方法も存在します。
健康や日常生活に影響を及ぼす可能性があるため、日当たりの良い家を選ぶこと、あるいは改善策を施すことが重要です。
八街市周辺で注文住宅をお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。