住宅ローンを組む際に、多くの住宅購入者が頭を悩ませるのが団体信用生命保険(団信)です。
団信は、万が一、借主が死亡したり高度障害になった場合に、残りの住宅ローンを保険金で支払ってくれる、住宅ローン利用者向けの保険です。
しかしどの銀行の団信が自分に適しているのか、判断に迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、住宅ローンを選ぶ際に、団信の保障内容をご紹介し、おすすめの銀行の情報を提供していきます。
□ニーズ別おすすめ住宅ローンの保障特性を解明
団信は、死亡時を保障する一般団信だけでなく、病気時の保障を充実させた特約付き団信もあります。
近年では、がんと診断された際にローン残高が半額になる団信なども登場し、団信の選択肢は大きく広がっています。
ここでは、ニーズ別にどのような団信がおすすめなのかご紹介します。
*ニーズに合わせたおすすめ住宅ローン
1:死亡保障重視
死亡保障重視の場合、一般団信で十分でしょう。
一般団信は、借入時に加入する保険料が無料の場合が多く、死亡時や高度障害時に残りのローンを全額返済してくれるため、安心して住宅ローンを組めます。
2:病気保障重視
病気で働けなくなった場合も備えたい方は、特約付き団信がおすすめです。
特約付き団信には、がん、脳卒中、急性心筋梗塞などの特定の病気にかかった場合に、ローン残高の全額または一部を返済してくれる疾病特約や、病気やケガで働けなくなった場合に、月々の返済をサポートしてくれる特約などがあります。
3:具体的な例
例えば、住信SBIネット銀行のスゴ団信は、がん、脳卒中、急性心筋梗塞などの3大疾病にかかった場合に、ローン残高の50%を保障してくれる特約があります。
また、auじぶん銀行のがん50%保障団信は、がんと診断された場合に、ローン残高の50%を保障してくれる特約に加え、4疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞、大動脈解離)にかかった場合にも、ローン残高の50%を保障してくれる特約があります。
このように、各銀行は独自の特約を用意しており、保障内容もさまざまです。
それぞれの銀行がどのような団信を提供しているのか、比較検討し、ご自身のニーズに合った団信を選びましょう。
□住宅ローンの銀行選びのポイント
住宅ローンを選ぶ際には、団信の保障内容だけでなく、金利や返済方法など、さまざまな要素を考慮する必要があります。
銀行選びのポイントは以下のとおりです。
1:金利タイプ
金利タイプは、変動金利と固定金利の2種類があります。
変動金利は、市場の金利の変動に合わせて、住宅ローンの金利も変動するタイプで、固定金利は、借入期間中ずっと金利が変わらないタイプです。
変動金利は、固定金利よりも金利が低い傾向がありますが、将来金利が上昇するリスクがあります。
2:総返済額
住宅ローンの総返済額は、金利、返済期間、借入額によって異なります。
同じ借入額でも、金利や返済期間が長くなると、総返済額は高くなります。
総返済額が家計に負担にならないよう、シミュレーションを行い、返済計画を立てましょう。
3:繰り上げ返済手数料
繰り上げ返済とは、予定よりも早く住宅ローンを返済することです。
繰り上げ返済をすることで、利息の負担を減らし、住宅ローンの返済期間を短縮できます。
しかし、銀行によっては、繰り上げ返済手数料がかかる場合があります。
繰り上げ返済手数料が無料の銀行を選ぶか、手数料が安い銀行を選ぶようにしましょう。
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□まとめ
この記事では、ニーズに合わせた住宅ローン保証や選ぶときのポイントをご紹介しました。
各銀行は独自の特約を用意しており、ニーズに合わせた保障内容をもつ銀行を見つけることが大切です。
また、住宅ローンを選ぶ際には、団信の保障内容、金利、返済方法、繰り上げ返済手数料など、さまざまな要素を考慮する必要があります。
これらの要素を総合的に検討し、ご自身のニーズに合った住宅ローンを選びましょう。