家づくりをする際に、最も重要なのは最初の土地選びです。
良い土地を選ぶことは、住み始めた後の生活環境をより良いものにします。
そこで今回は、注文住宅の購入を考えている方に土地選びのポイントについて、良い土地の条件とともに紹介します。
ぜひ実際に土地選びをする際の参考にしてください。
□家づくりにおける土地選びのポイントとは?
1つ目は、土地の立地です。
スーパーや病院など、生活に必要不可欠な施設が近辺にあることや、駅やバス停からの距離について確認しておきましょう。
また、暴力団施設や焼却場などの嫌悪施設がないことや、防犯に関して問題のない場所かどうかも確認します。
2つ目は、土地の向きと形です。
東向きや西向きの土地は一般的に人気が高く、値段も高くなります。
一方で、北に面していたり、道路に面していない土地にもメリットがあります。
例えば、比較的安く売られていたり、プライバシーが守りやすい点です。
自分が考える土地の条件と照らし合わせながら、土地の向きと形を確認しましょう。
3つ目は、土地の高低差です。
道路よりも高い土地の場合、高さによっては擁壁工事が必要です。
一方で、道路よりも低い土地の場合、大雨が降った時に道路から水が流れ込むリスクがあり、道路と同じ高さにするための盛土工事が必要です。
高低差がある土地を購入する場合は、建てた後のリスクがないかをしっかりと確認しましょう。
4つ目は、土地の境界線です。
土地の境界線がはっきりしていないと、隣人とのトラブルに発展してしまう場合もあります。
境界線がはっきりしているかについては、現地の境界標や確定測量図で確認できます。
もし、境界線がはっきりしない時は、売主と隣地所有者との間で境界線を決めてもらいましょう。
5つ目は、災害のリスクです。
これまでに土地で災害があったか、今後どのくらい災害のリスクがあるかについての確認が必要です。
市区町村のホームページや窓口では、ハザードマップが公開されています。
土地の売買契約を結ぶ際にも、ハザードマップの説明と添付が義務付けられていますが、購入を検討する際は、あらかじめ自分で確認しておきましょう。
□良い土地の条件
*シンプルな建物
シンプルな建物とは、直角・直線の柱と壁で建てられた四角形の建物です。
一方で、シンプルでないものは、1階と2階の形が異なるものや、壁の線が凹凸になっているものです。
このような建物は、施工に手間がかかり費用も高くなる上に、間取りの自由度も下がります。
そのため、できるだけ四角形に近いシンプルな建物を建てられる土地を選びましょう。
*インフラ整備と災害のリスクの低さ
電気や都市ガス、上下水道のインフラが整っている土地です。
もし下水道が整備されていない地域の場合、汚水を排水する「浄水槽」が必要になり、都市ガスがない地域では、費用がよりかかるプロパンガスを利用することになります。
また、災害へのリスクも重要です。
これに関しては、先ほど述べたように、市区町村が公表しているハザードマップを確認しましょう。
*日照・通風と環境変化
購入する土地の周囲に高い建物がある場合、風や日照が遮られることがあります。
周辺環境や土地の向きは必ず確認しておきましょう。
また、建物が完成した後の環境変化にも注意が必要です。
もし、土地の前面が川や道路の場合、将来高い建物が建つ可能性は低いため、良好な住環境が保たれやすくなります。
□まとめ
今回は、家づくりに関して土地選びに注目して紹介しました。
良い土地を選ぶためには、その土地だけでなく、周りの環境にも目を配る必要があります。
当社では、注文住宅はもちろん、水道配管工事やエクステリアなど幅広い業務を提供いたします。
八街市周辺で注文住宅をご検討の方は、ぜひ当社までご相談ください。