「家族がのびのびと暮らせる平屋を建てたい」
「家族が多いから多くの部屋数が必要」
このようなお悩みをお持ちの方はいませんか。
全ての空間がワンフロアで完結する平屋は、2階建て住宅にはない魅力がたくさんあります。
今回はそんな平屋について、部屋数が多い間取りにする際の注意点をご紹介します。
□4人家族の最低居住面積水準は50平米!
平屋を建てる上で、最も重要なのが居住するためのスペースを確保することです。
では、もし4人家族で住む場合にはどのくらいの広さが必要なのでしょうか。
住生活基本計画によると、健康で文化的な生活に必要不可欠な面積を「最低居住面積水準」として定めていて、4人家族における最低居住面積は、50平米とされています。
50平米はおよそ31畳程度の広さで、間取りにすると2LDKとなることが多いでしょう。
この最低限の広さに対して、それぞれのライフスタイルに合わせて豊かに生活を送れる広さのことを「誘導居住面積水準」と言います。
これは都心やその周辺地域(都市型)と、それ以外のエリア(一般型)によって多少違う水準となっています。
4人家族における誘導居住面積水準は、都市型で95平米、一般型では125平米となっています。
畳数で表すと59畳から77畳、間取りは3LDKから5LDKとなります。
□部屋数が多い間取りにする際の注意点とは?
次に、部屋数が多い間取りにする際の注意点をご紹介します。
1つ目は、動線が長くならないようにすることです。
部屋数が多い場合、最も注意すべきなのが生活動線や家事動線が長くならないようにすることです。
部屋数が多いとどうしても移動が多くなります。
できるだけ廊下は無くして、水回りは1箇所にまとめるなどの工夫をしましょう。
2つ目は、採光と通風の確保です。
ワンフロアに多くの部屋数がある平屋の場合、家の場所によっては光や風が届かなくなる可能性があります。
そのため、間取りを考える際に採光と通風を意識して窓の位置を考えましょう。
ひとつの例として、LDKの一部を勾配天井にして高窓を設けることで、光や風を室内に取り入れやすくなります。
□まとめ
今回は部屋数が多い平屋を作る際の注意点をご紹介しました。
部屋数が多いと、動線が長くなったり光を取り入れにくくなったりしてしまいます。
そのため、間取りを考える際はそのような点に注意して、快適に暮らせる平屋を目指してみてください。
八街市周辺で平屋の購入を検討されている方は、ぜひ一度当社にご相談ください。