住宅を購入したいけど、自己資金が貯まっていないことに不安を感じている方は多いのではないでしょうか?。
「自己資金なしで住宅ローンを組むのはリスクが高いって聞くけど、本当なの」
「そもそも自己資金なしで住宅ローンを組むことってできるの」
そんな疑問をお持ちの方へ、この記事では、自己資金なしで住宅ローンを組むことのメリット・デメリット、注意点を具体的に解説していきます。
□住宅ローンを自己資金なしで組むことは可能?
結論から言うと、住宅ローンを自己資金なしで組むことは可能です。
自己資金なしで住宅ローンを組むことは、一見、魅力的に思えるかもしれません。
しかし、実際には、メリットだけでなく、大きなリスクも潜んでいることを理解しておく必要があります。
自己資金なしで住宅ローンを組む最大のメリットは、すぐにでもマイホームを購入できることです。
貯蓄がまだ十分でない場合でも、住宅ローンを利用することで、夢のマイホームを手に入れられます。
また、近年では、諸費用やリフォーム費用、さらには引越し費用まで、物件価格に加えて融資してくれる住宅ローンを提供する金融機関も出てきています。
これにより、自己資金が少なくても、住宅購入のハードルが下がり、より多くの人がマイホームを手に入れやすくなりました。
□自己資金なしの住宅ローンがおすすめできない3つの理由
自己資金なしで住宅ローンを組むことは、メリットもありますが、リスクも非常に大きいと言えます。
そのため、筆者は、自己資金なしの住宅ローンを組むことは、基本的におすすめしません。
1: 返済不能リスクが高まる
自己資金なしで住宅ローンを組むと、返済不能のリスクが高まります。
住宅ローンは、長期間にわたって返済していくものなので、その間に、病気やけが、失業、離婚など、さまざまなリスクが発生する可能性があります。
これらのリスクによって収入が減少し、返済が困難になってしまうと、最悪の場合、住宅を手放さなければならない事態に陥ることも考えられます。
2: 中古売却時にオーバーローンになりやすくなる
自己資金なしでフルローンを組んでしまうと、売却時にオーバーローンになる可能性があります。
これは、物件価格の100%を借りているため、売却してもローン残債が残ってしまう場合があるからです。
特に、中古住宅の場合、新築時よりも価値が下がるため、売却価格がローン残債を下回ってしまう可能性も考えられます。
3: 心理的な負担が大きくなる
自己資金なしで住宅ローンを組むと、常に返済の不安を抱え、心に余裕が持てない可能性があります。
住宅ローンは、長期間にわたって返済していくものなので、常に返済のことばかり考えてしまい、家づくりを楽しめなくなってしまいます。
また、金銭的な余裕がないことで、住宅購入後、生活費や教育費など、他の支出にも影響が出てしまう可能性があります。
□まとめ
自己資金なしで住宅ローンを組むことは、メリットもありますが、返済不能リスク、売却時のリスク、心の余裕が持てないリスクなど、大きなデメリットも存在します。
住宅ローンは、人生における大きな買い物であり、長い期間にわたって返済していくものです。
そのため、安易に自己資金なしで住宅ローンを組むのではなく、事前にしっかりと計画を立て、余裕を持った資金計画を立てることが大切です。
将来の不安なく、安心してマイホームライフを送るためには、無理のない範囲で自己資金を貯めてから住宅購入を検討することをおすすめします。
八街市周辺で注文住宅を検討している方は、お気軽に当社までご相談ください。