土地を購入する際に、周辺環境、景観、アクセスの良さなどは確認しますよね。
それに加えて、「地盤の強さ」も調査しておくべきなのは、ご存じでしょうか。
地震大国である日本において、地震に強い家に住むのはとても大切なことです。
この記事では、地震に強い土地についてご紹介します。
□地震に強い土地と、弱い土地について
まず、建物を支えているのが基礎で、その基礎を支えているのが、さらに下にある地盤です。
そのため、地盤が軟弱だとその上の基礎に、さらに上の建物にも悪影響を及ぼすことになります。
では、地震に強い土地と弱い土地はどう見分ければ良いのでしょうか。
地震に強い土地は、地盤が硬い土地でもあります。
また、地盤が硬い土地とは岩盤や砂礫をたくさん含んでいる地盤のことです。
地盤が硬い土地は、地震や大雨などの災害にも強く、耐久性があります。
一方で、地震に弱い土地は地盤が柔らかいことが多いです。
柔らかい地盤とは、粘土や砂から成っている地盤のことです。
例えば、水分量の多い地盤は液状化現象が起きる可能性が高く、地盤沈下が起きる可能性もあります。
そして、見逃しがちな地下の隙間や、腐植土層、軟弱層などによる不同沈下によって、家が傾いてしまうなんてことも起こり得ます。
□土地を選ぶ上で、地盤が重要な理由について
もし地盤の弱い土地に家を建てたら、どのようなことが起こるでしょうか。
地盤が弱いと、地盤沈下や不同沈下により、年月が経つにつれて家が傾いてくる可能性が高まります。
家が傾くと、窓やドアの開け閉めが難しくなったり、物が勝手に転がったり、家の壁がひび割れたりもします。
それだけでなく、肩こりや腰痛、めまいや頭痛、平衡感覚の狂い、さらには睡眠障害を引き起こす原因にもなり得ます。
さらに傾きを放置してしまうと、簡単にはリフォームを行えないようになり、傾きが大きくなるにつれて、健康への被害も大きくなります。
以上が、土地を選ぶ上で地盤が重要な理由です。
このような健康への被害を防ぐためにも、地盤の強さについてよく考えなければなりません。
□まとめ
どれだけ綺麗な家でも、自然災害により建物に甚大な被害が及んでしまえば、せっかくの綺麗な家が台無しになります。
周辺環境、景観、アクセスの良さに加え、地盤の強さも考えて土地を選びましょう。
今回は、地震に強い土地についてご紹介しました。
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