地震や台風の多い日本において、皆さんの住宅には耐震性の高さが求められます。
その中で、平屋の人気が高まってきています。
ワンフロアに間取りが集まっているため耐震性が高いのが理由です。
では、なぜ2階建てよりも平屋の方が耐震性が高いのかをご紹介します。
また、耐震性も左右する「土地」の重要性にも注目です。
□平屋の耐震性が高い理由は?
なぜ平屋の耐震性が高いのかを一緒に考えていきましょう。
理由は2つあります。
1. 建物が低いため
冒頭でも紹介したように、建物の高さが低い分、地震が起きた際に揺れが少ないのが理由です。
マンションのような高い建物は、非常に揺れが伝わるので不安になりますよね。
また平屋の特徴として、長方形や正方形のようなシンプルな間取りが多いため、構造が安定しているのも要因の一つです。
2. 台風にも強い
台風は一見耐震性の強さとは関係ないようですが、「風圧」という観点では密接に関連しているのです。
高さが低く、重さがあるのは屋根のみなので、下から吹く風の抵抗が少なくなるのです。
台風で強風が吹き、家がガタガタ揺れたり、最悪の場合吹き飛ばされてしまう場合もあるので、平屋の構造自体が風圧にも強いとわかりますね。
まとめると、
・平屋の低さ
・構造
によって、その耐震性が担保されているということです。
□耐震性を高めるための「土地」選びについて
もちろん建物の構造や、耐震工事をするのも重要です。
しかし、土地の「地盤」が弱いと、そもそもの耐震性が弱くなってしまいます。
ここでは、地盤が強い土地を選ぶポイントについて挙げていきます。
*地盤が強い土地を見極めるには?
買いたい土地が見つかれば、過去のデータを参照し、どんな土地であったのかを調べてみましょう。
例えば、過去に沼地や田んぼだった場所を埋め立てた土地であった場合、地盤があまり強くない可能性があります。
その場合は、地盤改良工事が必要になります。
*地盤改良の方法と費用について
しかし、データを調べるだけではわからないこともあると思います。
そんな時は、専門家に「地盤調査」をしてもらいましょう。
そこで詳しい土地の状態を調べてもらい、地盤改良が必要かどうかがわかります。
一般的に、かかる時間は2時間ほど、費用相場は5~10万円ほどです。
□まとめ
平屋はその構造や低さゆえ、耐震性が高いですが、土地選びの段階で地盤の強い土地を選ぶことで自然と地震に強い家を実現できます。
ただ、「平屋だから地震の時は大丈夫」という考えは危険です。
平屋でもきちんと耐震性を高めるための設計が必要です。
八街市周辺で、平屋に関して疑問がある方は、ぜひ当社にご相談ください。