騒音による自分自身へのストレスや近隣トラブルを回避していくためにも、騒音対策は大切です。
隣人同士の生活音だけでなく、近辺に鉄道路線や繁華街といった大きな音が存在する場合があります。
そのような環境の中でも快適に、トラブル無く過ごせるよう、家づくりの防音対策について紹介していきます。
□家づくりにおける防音対策の必要性について
1.無駄なストレスを抑えられる
近年では家で仕事を行う形態も増えてきており、在宅ワークが中心の人にとっては家が職場となります。
日中に業務を行っている際に騒音が聞こえてしまうことで集中して取り組めなくなってしまうことがあります。
また、夜間、騒音に悩まされてしまい十分な睡眠を確保できず、ストレスに繋がってしまいます。
2.近隣トラブルを回避できる
防音対策ができておらず生活音が漏れてしまった場合、近隣トラブルの原因となってしまいます。
しばしば飼っているペットの鳴き声や低学年の子どものはしゃぎ声、テレビや音楽の音漏れといった生活音で近所の住人とトラブルになってしまったことは多く事例にあります。
漏れる生活音によってある程度の家族構成や生活環境も把握されかねないので、プライバシーの防犯面で防音対策は必要なことです。
□注文住宅でできる防音対策をご紹介!
注文住宅を建設していく上で防音対策となる3つの考え方である、「防音性」、「吸音性」、「遮音性」の3要素を考えながら建てていくことが大切です。
防音性とは、その精度が高いほど外部に音が漏れるのを防ぐことです。
吸音性とは、音の伝わりを吸収する作用のことです。
遮音性とは、空気によって伝わる音をさえぎる作用のことです。
これらの3要素が防音対策の鍵となります。
1.高気密高断熱の住宅にする
気密性が高く、断熱性が高い素材で外壁を作ることで外からの音を遮断し、遮断しきれない音を断熱材が吸収します。
主だって防音対策をせずとも、建築に使用する素材のみである程度の防音効果が期待できます。
2.鉄筋コンクリートを使った住宅にする
RC造、SRC造といった鉄筋コンクリートを住宅の骨組みに利用することで建物の密度が高くなり、遮音性が高くなります。
一方で、木造住宅は建物の密度が低いため、遮音性が低く、コンクリート造に比べて防音効果が期待できません。
3.間取りの配置を工夫する
騒音が出やすいとされるリビングや風呂場、洗濯機置き場といった水回りを寝室や隣の家と近い場所に配置しないようにすることをおすすめします。
音を伝えにくくする工夫を間取りの配置によって行うと良いでしょう。
□まとめ
注文住宅で防音対策を行うことの利点として、住み始める前から防音対策を施せることです。
八街市周辺で防音対策を重視した注文住宅を希望の場合は、ぜひ当社をご利用ください。
お客様の希望の住まいを提供致します。