家づくりで廊下は必要?必要な幅や設置しない場合のメリットデメリットをご紹介!

マンションやアパートでは当たり前のように廊下が設置されていることが多いですが、自由にアレンジできる注文住宅では必ずしも廊下を設置する必要はありません。
新しく家づくりをする上で、廊下を設置する場合にはメリットとデメリットを考慮して設計するのがおすすめです。
そこで今回は、廊下を設置するべきか否か、解説します。

□家づくりで廊下を設置しないメリットとデメリット

 

*廊下を設置しないメリット

廊下を設置しないことで、その分住居スペースに余裕が生まれるため空間を広く有効活用可能です。
移動スペースである廊下を取り除くことで、移動距離が短くなり、家事を素早く行えるのも魅力の1つです。
さらに、廊下を仕切るための扉や壁が不要になるため、その分費用を抑えられますよ。

*廊下を設置しないデメリット

反対に、廊下を設置しないと玄関の位置や階段を設置できる場所が限られてしまいます。
例えば、細長い土地の家を建てる場合、玄関を端に設置してしまうといくつもの部屋を取りぬけて反対側の部屋まで向かわなくてはなりません。
そのため、玄関を家の真ん中に設置せざるを得なくなってしまうのです。

また、音やにおいがダイレクトに他の部屋へ伝わってしまいます。
廊下には、音やにおいを吸収する効果があるため、廊下を設置しないと隣接するトイレのにおいが漏れたり、リビングでの生活音が寝室に伝わってしまったりするので注意が必要です。

□廊下に必要な幅

廊下のメリットとデメリットをふまえ、廊下を設置することを選ばれた場合、適切な幅で廊下を作るのをおすすめします。
廊下幅には法規制が設けられる場合もあるため、注意が必要です。

廊下幅に対して一般住宅で法律上の制約が適用されるのは、以下2つを共に満たす場合です。

・3階建て以上、もしくは採光の基準に満たない窓がある部屋が設置されている階
・居室の床面積が合計200平方メートルを超える階

一般住宅で上記の条件に当てはまることは稀ですが、一度確認しておくと安心です。

法規制の適応外であった場合、おすすめの廊下幅は78センチメートル前後です。
78センチメートルが確保されていれば人がすれ違っても、快適に生活できます。
車いすの使用を想定する場合は90センチメートル以上の幅を確保するとスムーズに移動できますよ。

□まとめ

家づくりでは、廊下の設置は必須事項ではありません。
廊下を設置すれば間取りの自由度が上がり、音やにおいを遮断することができますが、その分住居スペースが狭くなってしまいます。
室内での移動距離を短縮したい方は廊下を取り除くのもおすすめです。
八街市周辺で家づくりを検討されている方はぜひ当社にご相談ください。

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