縁側とは?新築の平屋に縁側を取り入れるメリットデメリットもご紹介!

アニメやドラマの世界観が連想されがちな縁側。
確かに現代では縁側が設置された住宅は珍しいものとなってきました。

しかし、縁側には古くから日本で愛され親しまれてきた理由があります。
そこで今回は、新築に縁側を設けるメリットやデメリットについて紹介します。

□縁側とは?

縁側とは、日本独特の住宅構造で、家の縁部分に張り出す形で作られる板状の通路のことです。
似たようなものに、洋風な住宅に設置されるウッドデッキがありますが、屋根の下に配置されることから家の一部と考えられる縁側とは異なり、ウッドデッキには屋根がなく家とは独立しています。

縁側は、「濡れ緑」と「くれ緑」の2種類に分けられます。
濡れ緑とは、柱の外に出る縁側のことで、雨で濡れることから濡れ緑という名を持ちます。

一方で柱の内側に設置され、雨水に照らされることのない縁側が、くれ緑です。
つまり、外部に近いのが濡れ緑、室内の廊下に近いのがくれ緑と区別できます。

□新築の平屋に取り入れるメリットとデメリット

新築の平屋に縁側を取り入れることでオープンで快適な空間になり、コミュニケーションも取りやすくなります。

一方で、広さやプライバシーの問題も発生するため対策が必要です。

*縁側のメリット

縁側は、室内の温度を快適に保ってくれるため夏は涼しく、冬は温かく生活が可能です。
縁側が温度を調節してくれるため、エアコンの使用頻度を押さえることができ省エネや節約にもつながります。

さらに、縁側は室内と室外をつなぐスペースのため、開放感を出したい方にもピッタリです。
住宅全体がより広く感じられ、広々とした住まいを実現できますよ。

また、ご近所さんと軽くお話しするスペースとして活用するのも良いでしょう。
縁側では、靴を脱がず気軽に腰掛けられるため、気を張らずにお隣さんとコミュニケーションを取れます。
もちろん、ご家族の憩いの場としての使用もおすすめです。

*縁側のデメリット

縁側を設ける場合はその分広い土地が必要となります。
せっかくの広い土地を、他の部屋や庭に活用されたい方もいらっしゃることと思われますので、優先順位に合わせて縁側の設置有無を決めましょう。

また、先にお伝えしたように縁側は開放的な空間であるからこそ、防犯面での警戒が必要です。
外部からの視線や侵入を防げるよう、塀や壁を設置するのがおすすめです。

□まとめ

室内と室外をつなぐ縁側は、省エネや節約にも効果がある開放的な暮らしを実現してくれる一方で、間取りやセキュリティー面での注意点も存在します。
八街市周辺で注文住宅をお考えの方は、ぜひ一度当社にご相談ください。
縁側の設置にまつわるご相談も承っております。

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