平屋のエアコン効率が悪くなるのはなぜ?どこに設置すれば良いかご紹介します!

「エアコンが効かなくて暑い…。」
「なかなか部屋が暖まらない」
平屋にお住まいの方で、このような経験をしたことはありませんか。
2階部分が無く1階のワンフロアに部屋が集結しているので、全体的にエアコンが効きやすいように思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
一体なぜなのでしょうか。

□平屋でエアコンの効きが悪くなってしまう原因とは?

率直に理由を述べると「2階部分が無い」からです。
1階部分のみをエアコンで冷やしたり暖めたりするだけなのに、効きが悪くなってしまうのには、内部の問題ではなく、「外部」の問題があるためです。
ここで、2階建てと平屋における太陽熱の伝わり方の相違点をはっきりさせておきましょう。

・2階建て:太陽→屋根→「2階部分」→1階
・平屋:太陽→屋根→「1階部分」

このカッコ部分に注目してください。
熱が伝わる段階が明確に違うのがわかりますね。

ただここで注意してほしいのが、2階建てが暑くなりにくいわけではないということです。
もちろん日光が直接当たる2階部分は暑くなりやすいですが、1階部分は熱が少し緩和されるのです。
平屋にはこのプロセスがありません。

だからこそ、「断熱対策」をしっかりと行う必要があるのです。
屋根、壁、床の断熱対策がおすすめです。

しかしこの断熱対策は、これから平屋を建てる方向けで、すでに平屋に住んでいる方が断熱対策をするにはリフォームのような大がかりな工事が必要です。
もちろん有効的な方法ですが、これよりもエアコンの効きを良くするための簡単な方法があるのです。

□エアコンの効きを良くするには「設置位置」を重視すべし!

答えは「エアコンの設置位置」です。

どこに設置するのが良いのかを挙げていきます。

1. 壁の短辺

例えば長方形の壁であれば、短い方の辺にエアコンを設置すれば、エアコンの効果が効率よく部屋全体に広がります。
正方形の場合は、壁の中央に設置すると良いです。
確かにせっかく設置したエアコンが部分的にしか届かないと効きが悪くなりますよね。

2. 室内機と室外機を近く
これらを近くに設置することで、2つをつなぐ管が効率よく循環し、結果的にエアコンの効きの良さに繋がるのです。
どれだけ断熱対策をしていても、エアコン自体の動きが悪いと本末転倒ですよね。

3. 窓の近く

外からの暑さや寒さに関しては、窓からダイレクトに伝わってしまうので注意が必要です。
そのため、窓の近くにエアコンを設置すれば、窓から入り込む暖気や冷気を吸い取り、エアコンから出る純粋な空気を循環させられます。

□まとめ

平屋において、エアコンの効きが悪くなってしまう原因は「設置場所」、「断熱対策」にあります。
しかし設置場所を良くしても効きが良くなるのにも限界はあります。
そのため最大限効きを良くするには、やはり断熱対策をすることをおすすめします。
そんな断熱対策、八街市周辺でご興味のある方はぜひ当社にご相談ください。

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