ご近所へ音が漏れる心配をせずに生活したい方や、周囲の音をシャットアウトして集中したい方は、注文住宅で防音室を設置すべきか悩まれているのではないでしょうか。
防音室は、特殊な加工により内外両方の音を遮断できます。
そうはいっても、本当に防音室が必要なのか気になりますよね。
防音室を設置する上での注意点も知っておきたいところです。
そこで今回は、防音室について解説します。
□防音室で快適な生活を実現しましょう
音は振動によって伝えられるため、防音室は振動を遮断するような仕組みになっています。
振動を防ぐ方法としては、音を遮る「遮音」と音を吸収する「吸音」などがあり、これらを総称して「防音」と呼びます。
遮音や吸音の機能を持つ防音室は、音を気にせず快適に暮らしたい方にお勧めです。
たとえば、寝室を防音室にすれば大きな音を気にせず、ぐっすりと眠れます。
特に駅や繁華街の近くに住む予定の方は、深夜でも電車の音や話し声が聞こえてしまうことも。
外の音をシャットダウンできれば、大きな音で起こされることなく熟睡できますね。
また、室内の音を外に漏らさないためにも防音室は有効です。
防音室を設置すれば、音のボリュームを気にせず、ご自宅で音楽や映画鑑賞を存分に楽しめます。
さらに、楽器の演奏をする際も周囲への音漏れを心配する必要はありません。
お子様の楽器練習にもぴったりです。
□注文住宅で防音室を設置する際に気に留めるべきこととは?
注文住宅で防音室を作る際は、簡易防音室を設置する、組み立て式ユニット防音室を設置する、そして部屋全体に防音工事をする、という3つの方法があります。
中でも、最もスペックと価格のバランスが良い組み立て式ユニット防音室を設置する際に注意すべきことは、家の仕様を工夫することです。
家全体の防音性を上げることで、より快適な住宅になりますよ。
防音性を上げるための最も重要なポイントは、窓にあります。
窓は壁よりも音を通しやすいため、防音性が高いペアガラス以上の窓を選びましょう。
また、窓を小さくしたり、数を少なくしたりすることも効果的です。
そして、間取りを考える際は、防音室を中心に決めると良いでしょう。
防音室はかなり特殊な部屋であり、特に楽器を演奏する場合は、防音室の設置に適した階が限られます。
たとえば、ピアノは床に負荷がかかるため、ピアノを演奏するための防音室は1階に設置し、さらに床下を補強する必要があります。
先に防音室を置く場所を決めてから他の部屋の配置を決めることをおすすめします。
□まとめ
防音室は、近隣の音を気にせず、部屋の外に音を漏らしたくない方におすすめの部屋です。
注文住宅の魅力は、生活スタイルに合わせた理想通りの家づくりができる点にあります。
快適に過ごして室内で趣味を思う存分楽しむためにも、防音室の設置を検討してみてはいかがでしょうか。
当社は八街市周辺で注文住宅を建設しております。
これから注文住宅を建てる予定のある方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。