頭金なしで住宅ローンを契約できない時代もありましたが、現在では頭金なしで住宅ローンを契約できるようになりました。
ただし、頭金なしでマイホームを購入する際にはいくつか注意点があります。
今回は、頭金なしでマイホームを購入する場合の注意点と、マイホーム購入時に頭金を用意しないメリットとデメリットについて解説します。
□マイホームを頭金なしで購入する場合の注意点とは?
1つ目は金利が高くなる場合があることです。
金融機関によっては、頭金なしで住宅ローンを借りると金利が高くなることがあります。
一般的に、頭金が住宅取得費の1割以下の場合は金利が高くなります。
金利が高くなることで、返済額も多くなります。
2つ目は毎月の返済額が高くなることです。
頭金なしでマイホームを購入すると、借入額が大きくなるため、その分毎月の返済額が高くなります。
収入に占める返済額の割合が大きいほど、金銭的な負担となるでしょう。
また、無理なく返済できるように事前にシミュレーションすることをおすすめします。
その際は、給与カットや長期入院などの環境の変化も想定すると良いでしょう。
3つ目は頭金なしでも諸費用は必要であることです。
マイホーム購入時には購入費以外にも仲介手数料や固定資産税、印紙税など様々な諸費用が必要になります。
諸費用の目安は物件購入金額の5パーセントから10パーセントとされているため、その程度の費用が用意できるか確認しておきましょう。
□マイホーム購入時に頭金を用意しないメリットとデメリットについて
*メリット
頭金を用意しないメリットとしては、気に入った物件をすぐに購入できることが挙げられます。
また、貯金を取り崩す必要がないため、購入後の生活資金やイベントなどにお金を使えることもメリットでしょう。
*デメリット
頭金を用意しないデメリットとして、上記でもお伝えしたように住宅ローンの借入が増えることが挙げられます。
また、毎月の返済額が高いため、返済できなくなる可能性があることもデメリットと考えられます。
□まとめ
今回は、頭金なしでマイホームを購入する場合の注意点と、マイホーム購入時に頭金を用意しないメリットとデメリットについて解説しました。
頭金なしでマイホームを購入する場合は、メリットもありますが、その分デメリットも存在します。
そのため、注意点をしっかりと確認して契約しましょう。
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